2007年5月16日水曜日

13th of May 2007 : Game 3 / vs. Almere ’90-3


第2戦をサヨナラ勝ちで切り抜けたJ’s。
オランダ人のワガママにより2週間のインターバルが空いた上に、試合前日はこれまでJ’sを長期に渡って支え続けてきたデリーの送別会と言う事もあり、一部選手は寝不足のまま球場(Away)に到着。

今年2度目の、プロが使うような立派な球場、の隣の草むらの球場。
到着早々、J’sレディースは近くのアウトレットへ/選手達は草むらへ。。。

【1回表】

第2戦では素晴らしい活躍をしたエジプト産のサクジ。しかしここはフルカウントからショートゴロで1アウト。2番、上司(ポチさん)のイタズラか、出張のためこれが今年の開幕戦となったマロ。またもやショートゴロで簡単に2アウト。3番、来週から第2のサクジを発掘すべく、エジプト旅行を計画している、主食はオニギリのCCI。初球をレフト前ヒット!4番、最近CCIのオニギリキャラをうっかり奪おうと企むドゥンガ。これまたライト前ヒット!5番、前夜のデリー送別会で、焼き魚の頭ばかりを5つも食べたDHAたっぷりの育ち盛り怪童タナカちゃん。四球で、2アウトながら満塁のチャンス!6番、三振王レースのポールポジションに陣取るトビ。フルカウントからカーブがいいところに決まり、三振でチェンジ。

【1回裏】

先発投手は、勿論デリー。
最も心配された寝違える事も無く、試合前から順調/好調の一言。
有終の美を飾れるのか?!
立ち上がり、ボールが先行したが、1番をサードゴロに仕留めた後は順調。2番もサードゴロで、もっさんがきっちりと処理し2アウト。3番にセカンドゴロを打たせるも、なんとセカンドCCIがオニギリトンネル。4番の安打とまずいミスもあり、1失点。しかし、続く5番をセンターフライに打ち取りチェンジ!

【2回表】

先頭は、7番、最近ちょっぴり打撃で悩み気味のもっさん。自宅にあった熊(の置き物)が紛失した事も影響し、サードフライで1アウト。8番、この日の主役のデリーマン。『パイーン』と、決して鋭くない当たりをライト前へ!9番、試合後、「球場が綺麗だから」と言って、時間を掛けて写真を撮るも、逆光で何も写っていなかったお茶目なタイ。ここはしっかりと四球を選び、1アウト1・2塁。1番に戻って、サクジはファーストフライ、2番マロはセカンドゴロで無得点。ん~、重苦しい・・・・

【2回裏】

6・8番に安打を許し、ワイルドピッチでこの回2失点。しかしデリー、気合のピッチングが続く。

【3回表】

孤軍奮闘のデリーマンをバットで助けたいところ。
1アウト後、4番ドゥンガの当たりをレフトがエラー!6番トビの、汚名返上の一打により、ドゥンガが生還!しかし、後が続かず、この回1得点。

【3回裏】

先頭打者にヒットを許すも、続く3・4番をレフトフライ・三振に打ち取り2アウト。5番の当たりはサード右へ!もっさん、飛びつくも僅かに届かず、ランナーが生還。デリー、6番をサードゴロに打ち取り、この回も最少失点でチェンジ。

【4回表】

4‐1。重苦しい展開が続く。テリーマンのためにも何とか流れを変えたいオランダのおっさんたち。
先頭のデリーの当たりは『パイーン』と言う音と共にショートのエラーを誘い、自ら出塁!タイ・サクジの連続四球で満塁とし、2番マロの当たりは物凄いバットの先に当たり、柳生博の頭くらい回転した打球はそのまま奇跡を起こし、オールセーフでデリーマンが生還!3番CCIは初球を芯で捉えるも、ライトが捕球し犠牲フライ!4番ドゥンガの当たりもライトを襲撃し、エラーを誘い、5番タナカちゃんは、なんとセーフティーバントをピッチャーの真ん前に!聖人タナカちゃんも奇跡を起こし、なんとオールセーフ!6番トビは2打席連続のタイムリーヒット!愛しの熊を探し続けるもっさんは珍しく三振(昨年辺りから珍しくなくなってきたけど)。一巡して、デリーの当たりはまたもや『パイーン』と言う音と共にショートのエラーを誘い、続くタイも出塁、止めはサクジがセンターの頭を越す2ベースヒット!なんとこの回、11得点!!4‐12と一気にリードを奪った!!!

【4回裏】

大量の援護を貰ったデリー。
伸びのあるストレートと、キレのあるスライダー、生まれながらのタレ目でこの回をあっと言う間に無失点で切り抜ける。

【5回表】

手を抜かないJ’s。
先頭のタナカちゃんが、粘った挙句、死球で出塁すると、7番、熊紛失で傷心のもっさんに替わる代打・マーズが登場。子供もこのブログを読む可能性があるため、由来はここでは控えるが、途中、【高須】になりかけたが持ち直した。何れにせよ、J’sメンバーとしては久し振りにカッコイイ渾名の選手が登場。そのマーズ、四球を選びチャンスを広げ、8番デリーの、この日4本目の『パイーン』をライトへ!その後、ワイルドピッチ等でこの回2点を追加!!

【5回裏】

快調に投げるデリー。この回も4人で攻撃を終わらせ、無失点!!素晴らしいピッチングが続く。

【6回表】

2番、デリーを真似て、マロも『パイーン』とライト前ヒット!3番、CCIに代わり、代打スネ夫。そのスネちゃま、試合前にグローブ(人差し指部分)にミミズを入れられると言う、誰かの大人気ないイタズラにもめげず、初出場を達成!(ミミズの犯人は、この試合、セカンドを争ったC●Iが最有力)そのスネちゃま、カーブをギリギリに決められ三振ザマス。しかし、4番ドゥンガが内野安打、代打Pの四球、またまた代打のクリの死球でチャンスを広げたが、8番マーズの当たりはセカンド正面を突き、ダブルプレーでチェンジ!この回は1点のみ。

【6回裏】

流石に疲れの見え始めたデリーマン。
2者連続四球を与えるも、2アウトまで漕ぎ着けたが、安打を許し、この回2失点。しかし、粘りのピッチングが続く。

【7回表】

点差が離れ、多少集中力が途切れ気味のJ’s。お調子者が多いだけに、ここぞと言う時の集中力は驚くほど弱い。
この回もサクジのヒットが1本出ただけで無得点。

【7回裏】

握力が限界に近いデリー。
この回も四球で走者を出すも、変化球を駆使し、1失点のみ!

【8回表】

3番スネちゃまはピッチャーフライ、4番ドゥンガはショートライナーに倒れたが、5番、いま最も覚えたい魔法は【ラリホー】のP(子供を眠らせる)。家庭ではたまに【メダパニ】を唱えるが、ここはライト前ヒット!6番、6回から出場しているマロの上司、ポチ。「上司に【ポチ】とは何事だ!」と言う声もあるが、酒の勢いで決まってしまったため、もう後戻りは出来ない。そのポチ、四球を選びチャンスを広げ、7番マーズのショート内野安打の間にPが生還!やっとダメ押し。

【8回裏】

あと2回で完投のデリー。
苦しい苦しいデリー。投球練習の際の一言:「もう届かへんわ・・・(笑い無し)」
ピッチャーとしては言ってはいけない一言を漏らすも、頑張る2児の父デリー。
この回も四死球でピンチを作るが、ヒットは許さず、1失点のみでチェンジ!

【9回表】

デリーを休ませたいJ’sナイン。
しかし、この回からマウンドに立ったのは、身長は3メートルくらいあるが、顔は安室奈美江くらいしかないと思われる黒人投手。これにビビッたのが、なんと、あのサクジ。ビビッたフリをして、どうせ痛打すんだろうと思っていたが、どうやら本気でビビッていたらしく、腰の引けたスウィングで三振。その前に、7回から出場しているヒナも三振。180cmを超える長身のヒナ。しかし、この投手と比べると、そのヒナが小さく見えてしまう。2番マロも凡打し、無得点。デカいから打てないわけではないが、何となく三者凡退でチェンジ。

【9回裏】

最後のピッチングのためにマウンドに向かうデリー。
ここまで来るのに本当に多くの苦労をした。
J’sで活躍した数年間、一時はピッチャーを諦めようとも思った。
しかし、やはりあの快感を忘れる事は出来ず、またマウンドに舞い戻り、そして人生最初で最後の完投のために9回のマウンドへ。

そんな人格者デリーにも、恨みを持つ者がいたのであろうか↓。

先頭を死球で歩かせると、続く8番のセンターフライを、守備には自信のあるヒナがエラー!続く9番を三振に打ち取り、1番のショートゴロを今度は名手サクジがエラー!2番の平凡なセカンドゴロも、スネちゃまの送球をファースト課長が何とエラー!ここぞとばかりにデリーへの恨みを晴らしていくJ’sナイン。もう信頼出来るのは家族とマロ(捕手)のみとなったデリー。最後は5番を三振に打ち取りゲームセット!

ゲームセットの瞬間、マウンドに集まるJ’sメンバー。デリーは全員とハイタッチ。相手チームへの挨拶の後、写真撮影や胴上げをするメンバー。そんな、優勝したような騒ぎを続けるJ’sを不思議な目で見る相手チームメンバー。

デリー、この日は9回を独りで投げ切り、4時間30分で185球を投げた。


しかし、実はそれと同じくらい投げていたバカがひとり。
試合前から、『120%2番手で行くから、いつでも行けるようにアップしといて』と監督に命じられたP。
試合前からいつでも行けるように熱投を続ける。
ある回には、デリーの倍の球を投げた。
ある回には、監督の伝令をCCIがレフトまで持って来た:『Pちゃん、次(ランナー)出たら行くから』
ある回には、レフトでのキャッチボールで、タナカちゃんともっさんを相手に投球練習をしていた。
デリーが四死球を与える度に、チラチラとレフトを見るタイ。
しかし、一向に来ない出番。
冷える肩と心。
薄まる自己の存在感と円安への懸念。
いまでも自分に問い掛けてみる。
「監督の言葉、あれは冗談だったのだろうか」と・・・

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